治療に取り組む基本姿勢

突然顔を出すパニック症状への対処

うつとパニック障害はよく併発すると言われていますが、実は、うつがある程度寛解してからも突然パニック症状が起こることがあります

 

一度パニック障害を経験すると、体がその仕組みを記憶してしまうのか、強いストレスがかかった時に症状が顔を出すことがあります。

 

うつが寛解してきて、かなり普通の生活を送れるようになってからでも、生きている以上は様々なストレスに晒されていると言えます。

 

例えば私は、うつ治療を数年続けてきて今では寛解生活を送っていると言えますが、良くないことが立て続けに起こった時、人からきつい言葉を何度もかけられた時などは、自分に大きく重たいストレスがかかるのを感じます。

 

そういう時によく起こるのが、胸が締め付けられるような圧迫感、十分に呼吸ができないような息苦しさ、そして動悸です。

 

パニック障害を初めて経験した頃は、症状が出ると起き上がることもできないほど動悸や冷や汗、呼吸困難が現れたものです。

 

ところがあれから数年たった現在でも、当時ほどではないにしても、非常に深いで不安感の大きいパニック症状が顔を出すのです。

 

では症状が出たときに私がどう対処しているか、整理してみます。

 

 

今自分がひどく悩んでいる問題を確認する

新しく仕事を始めた、良くない人間関係があるなど、頭の中にこびりつく問題を知る。

 

その問題のことを常に考えている自分を確認する

寝ても覚めてもその問題に悩んでいることを確認する。

 

問題のことを考えている時の体調を確認する

問題のことを深刻に考えだすと決まって呼吸が苦しくなるなど症状が現れることを確認する。

 

あえてその問題から目を離す努力をする

症状が出た以上、その問題について考えることを止める。

 

 

基本的に、自分を煩わせている現在進行形の問題があるということなので、「目をそらす」という対処は一時的なものだとも言えますし、どのみちその問題には正面から向き合わないといけません。

 

しかし、パニック症状が出ているにも関わらず、それでも無理やり問題のことを考えようとすれば、自分の体の苦しさは強まる一方になり、そもそも問題解決すら困難になります。

 

負の感情というのは連鎖していくので、症状が出たら勇気をもって「今悩むことを止めて違うことをする」ことはとても大事です。それによって、一時的に症状は治まりやすくなるはずです。

 

私自身も、度々やってくるパニック症状と付き合いながら生きているわけですが、付き合い方を覚えることで、必要以上に自分をいじめ抜かない工夫ができるのではないかなと考えています。

 

 

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