薬剤治療とカウンセリング

薬剤治療とカウンセリングと休養の三要素

うつ病の治療に欠かせない三要素があります。

 

それは、薬剤治療・カウンセリング・休養です。

 

 

薬剤治療に関しては、他のページで十分解説したつもりですが、現在の精神医療では「副作用度外視の多剤処方」が当たり前になっているため、ただ漫然と処方された薬を受け取っているだけでは意味がありません。

 

自分に必要な薬は一体何なのか、抗精神病薬の薬害が現れていないか、多剤処方ではないかなど、患者として「知ろう」という意識はきちんと持っておくべきです。

 

 

カウンセリングについてですが、大きな都市だと、有名なカウンセリングルームから怪しいところまで、実に多くのカウンセラーが存在しています。

 

そこから自分のための一軒を選ぶためには、できれば事前にメールや掲示板などで問い合わせてみると良いと思います。良心的なところであれば、単なる問い合わせにも関わらず、本当に丁寧な回答を返してくれます。

 

自分の心の中を打ち明けて、心の闇を取り去る助けを担ってもらうのですから、ただ料金が高くて中身のないカウンセリングをされるくらいなら、少々面倒でも事前問い合わせくらいはしておいた方が良いです。

 

 

肝心なのが休養なのですが、これは人によって、きちんと休めるケースとそうでないケースに分かれてくるでしょう。

 

職場環境的に休暇を取るのが無理なケース、これは本当に気の毒です。再就職のことを考えると、簡単に退職もできないのが辛いところです。

 

家庭にいる場合は、家事を代わってくれる人がいなければ、やはり無理をせざるを得なくなります。

 

こういった辛さを支えてくれる存在は、絶対的に必要です。職場内でうつ病に理解を示してくれる人がいたり、家庭では多少家事を放っておいても家族が補い合える空気があるのが望ましいです。

 

 

三要素のうちどれが欠けても、うつ病の回復に影響が出ると思います。薬の力はやはり必要ですし、心を扱うプロのカウンセリングも必要です。そして煩雑な環境から逃れるための休養もまた、欠けてはならないものになります。

 

特に、うつ病は、どうしても人の助けが必要な病気ですから、周囲の無理解は患者本人をどんどん追い詰めます。だから患者は、1人でも多くの協力者を、職場や家庭に持っておく必要があります。

 

誰か1人でも良いのです。自分の病気をわかってくれる人、支えてくれる人、そんな存在を、進んで作ってほしいと思います。

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