あなたに気付いて欲しいこと

うつさんのための思考法

私たち、うつ属性の人は、よくこんなふうに考えがちです。

 

「どうして?」「なぜ?」「もっと自分がこうしていれば・・・」

 

大抵の場合、過去についてよく考えていますね。

 

そこから何かヒントを得られれば良いのですが、どちらかというと答えが出ないまま延々と考えを巡らせているようにすら思えます。

 

周囲からは「前向きに考えてごらんよ」とよく言われるものの、じゃあ将来に目を向けてみれば、どうしても悪い方に悪い方に、悲観的に考えてしまう・・・。

 

 

過去を振り返る時も未来を想像する時も、なぜかネガティブ変換をしてしまう私たち「うつ」が、ふっと冷静になれるちょっとした思考のコツをお伝えしたいと思います。

 

 

例えば私がかつて、元夫との間で係争していた頃、「どうして彼はそういう考え方をするのか、なぜまともに話し合えないのか?」というところにばかり目が行き、自分と相手が同じ土俵で話し合えないことに大きなストレスを感じていました。

 

そんな状態ですから、夫婦としての過去を振り返ってもネガティブ要素しか思い出せなかったし、係争が解決する未来を望んでいるのに、うまくいく気がしなかったのです。

 

 

さて、ここが思考のコツなのです。

 

 

私にとって元夫の思考や行動は苛立ちのもとでしかありませんでしたが、それは私がどこまでも「自分基準」で物事を考えていて、「相手も自分と同じ目線、価値観で話してほしい」と望んでいたからです。

 

でもお互い別々の人間ですし、目線も価値観も合わないのが事実だったので、つまり「自分のコントロールがきかない対象」だったと言えます。

 

自分が好意的な態度をとって相手の態度を軟化させようと考えたとしても、それは「期待」であって、確実に相手を変化させる条件だとは言えませんよね。

 

 

私たちは「期待」と「コントロールの可否」を時々混同してしまいます。

 

周囲が変わることを期待して自分の行動や思考を変えることはできますが、それはあくまでも「期待」。

 

状況を自分の望むものにコントロールできるわけではありません。

 

そこをはき違えてしまうと、「自分はこんなに必死なのになぜ好転しないのか」「なぜわかってくれないのか」と苦しむばかりになってしまいます。

 

 

そういう時は、今自分に起きていることについてこう考えてみます。

 

 

・コントロールできることかそうでないか
・期待ではなく「事実」は何か
・その「事実」に対して自分ができる最善は何か

 

 

私たちは万能ではありません。
だからこそ最善を尽くして天命を待つ、この姿勢はとっても大事になってきます。

 

できるだけ冷静に、心を惑わされずにいるためにも、感情や期待よりも「事実」にしっかり目を向けて、自分に何ができるかを具体的に考えること、これがカギになってくるはずです。

 

 

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