うつ病Q&A−うつ病を知ろう

うつ病になったら何もしちゃいけないの?

うつ病になり、治療に専念するために会社を辞めた人が、しばらくしてからリハビリのために簡単な作業等を初めて社会復帰を目指すことがあります。

 

 

自治体や民間団体が運営するリワークプログラムなどに所属し、そこで少しずつ人との関わりや体を動かすことに慣れていくのです。

 

 

 

さてリハビリ段階に達したうつ病者の場合、少なくとも最悪の状態ではないことから、本人自身が「早く社会復帰したい」「自分だけ社会生活から取り残されているようで不安」という焦りを抱いてしまいがちです。

 

 

ところが実際に作業を開始してみると、できると思ったことがうまくできなかったり、作業所での人間関係にひどくストレスを感じるなど、なかなかスムースな流れに乗れず「自分で自分のふがいなさにガッカリ」するケースが非常に多いです。

 

 

自分は未だに治っていなかったのか、いつになったら治るのか、うつ病になったら何もしちゃいけないのか。

 

 

答えの出ない想いの中で自分を否定し始めてしまいそうになります。

 

 

これは、私自身を含め多くのうつ病者によくあることで、自己否定にはよく悩まされるものです。

 

 

時間をかけてじっくりうつ病と共存していく中で、焦りの強さや焦りが起こる頻度も徐々に低下・減少していきますので、自分自身が「早く戻りたい」という想いに駆られなくなってくるのをゆっくりと待つのが一番かも知れません。

 

 

 

決して「うつ病だから何もすべきではない」「ふがいない」と決めつけることもなく、ただ病気であるために回復に時間を要している、それだけのことなのです。

 

 

目に見えない病気だからこそ、この辺のバランスの取り方はうつ病者にとって一つの課題かもしれませんね。

 

 

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