うつ病

うつ病者が太りやすくなる理由

うつ病治療中に太ってしまったことはありませんか?
あるいは、「うつ病の薬は太る」と思いこんで心配してはいませんか?

 

確かにうつ病者は太りやすい環境にいるのかも知れません。

 

うつ病の原因すらしっかりと解明されていない状態では、なぜうつ病者が太りやすいかを根拠立てて説明する術はない、と言っても良いのではないかとすら思います。

 

その中でも考え得る理由というのがあります。

 

・薬の副作用
・症状(過食)やストレス
・症状(動けない)

 

代表的な理由を挙げるとすれば、この3つでしょうか。

 

私自身の過去を振り返りながらご説明します。

 

 

 

薬の副作用

 

どの薬を飲むと太る、とは一概に言えるものではありません。

 

うつ病者それぞれで服用している薬が異なるため、その副作用を一括りにすることもできないわけですが、それでも「太ってしまった」という声が多いのは事実です。

 

医師に尋ねてみると、薬を飲むことで神経が緩んだり、消化吸収を促進する効能を持った薬がよく処方されているとのことでした。

 

薬を特定することは避けますが、私もとある薬を飲んだ時に食欲に歯止めがきかなくなったことがあります。

 

うつ症状を緩和することが優先でしたので、しばらくはその薬を飲み続けていましたが、徐々に他の薬に切り替えてもらうようにして対処しました。

 

 

 

症状(過食)やストレス

 

大きすぎる精神的負担を背負い続け、それでいて吐き出しどころを見つけることができないでいると、自分の内側に溜まった「何か」がうつ病となって表れるように思います。

 

この「何か」は、自傷行為や過食として表れることがあるのではないでしょうか。

 

いずれもその行為自体に特に意味はないのですが、私自身は、自傷することあるいは食べることによって、溜まったものを何とか外に排出しようとしていたと思い出されます。

 

 

 

症状(動けない)

 

うつ状態が重くなると、考えること、話すこと、動くこと全てにおいてエネルギーが枯渇した状態になります。

 

つまり、必然的に極度の運動不足状態になりやすいのです。

 

当然ながら体重は増えていきます。

 

今だから言えることですが、薬の副作用や過食に運動不足が加わり、私の最大体重は153cmで80kg台まで増えたことがあります。

 

鏡で見たくもない自分の姿ではありましたが、それでもコントロールしきれない、そこにも辛さを感じていました。

 

 

「運動すればいいのに」「ゴロゴロしているだけなら太るのは当たり前」と、インターネットでもよく書き込みがありますが、その意見自体には反論のしようもありません。

 

しかし、うつ病者には如何ともし難い壁のようなものがあり、それを乗り越えるのに大変なエネルギーを使っているのだということを、ぜひ周囲の方にも理解して頂ければと常々思う次第です。

 

 

 

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